子供を育てることで不安はつきものですが、
自分の子供が他の子と比べるとちょっと違う。
「もしかして自閉症?」と思うことがあるかもしれませんね。
私も子供が1歳くらいの時から「あれ?」と思うことがありました。
自閉症と言っても子供によって症状は様々で、判断が難しいのですが、
以下の特徴が見られた場合は、自閉症と診断される場合があります。
自閉症の特徴
1.社会性の障害
周りのへの関心があまり無く、一緒に遊べなかったりします。
2.コミュニケーション能力・言葉の発達の遅れ
人とコミュニケーションが上手く取れない。
言葉の遅れ、オウム返し。
3.物事に対する強いこだわり
決まったルールでやりたがり、急な変更に柔軟に対処できない。
また、他にも年齢別で色々な特徴があります。
私が見てきた中では、以下の兆候がありました。
・場所見知りが激しい
初めて行く場所や知らない場所に対して、不安を感じてしまい、
パニックになってしまうということです。
私の子供の場合は、7か月の時に美容室に行ったのですが、
物凄い泣き方でしたね。
その時は「激しい泣き方だな」と思うだけでしたが。
・クレーン現象
1歳頃になると指さしで物を示したりしますが、
自閉症の子供は親の手を自分の手の代わりに使おうとします。
この時初めて、「何かおかしい」と思いました。
・逆さバイバイ
自分の子供がいつだったかは覚えていませんが、
生後7ヶ月~8ヶ月頃が一般的なようです。
「バイバイ」は相手の方に自分の手のひらを向けてするものですが、
自閉症の子供は、自分の方に手のひらを向けてバイバイします。
相手と自分の立ち位置が分かっていないということで起こる現象です。
・オウム返し
普通「行ってきます」というと、「行ってらっしゃい」と言いますよね。
自閉症の子供は、オウムのように「行ってきます」というと、
「行ってきます」と答えることがあります。
私の子供は小さい頃、良くありましたし、
1歳6ヶ月まで一言も話しませんでした。
子供によって個人差はあるのですが、
平均すると生後1歳3~4ヶ月までにはだいたいのお子さんが話をします。
まとめ
色々な兆候や特徴を上げてきましたが、
これらがあるからと言って必ずしも自閉症とは限りません。
また、兆候が見られた時には、
一度かかりつけの小児科にご相談されると良いと思います。
自閉症と診断されても、今では専門の病院で対処方法などを教えて貰えます。
自分の子供が自閉症ということを
なかなか受け入れられない方が多いかもしれません。
私もそうでしたし、
私の知人も「受け入れるのに10年かかった」とおしゃっていました。
お手本通りにはなかなか対処は出来ませんでしたが、
相談する場所があると、その時々で適切な関わり方を教えていただけるので、
児童相談所などの施設を利用されると良いと思います。