雪虫飛んだ!
雪虫が飛びました。
それにどんな意味があるのかって?
それはね、北国が本格的な冬を迎えたってことなんです。
昔から、雪虫が飛んだら1周間のうちに雪が降る、と言われています。
確かに今日は札幌の我が家周辺の最高気温が10.2度(13:29)
最低気温が、6.0度(21:21分)でした。
しかも山間部や峠では降雪もあり、観光客を驚かせたり、喜ばせたりしています。
大阪からきた観光客は
「紅葉を観に来たのに、雪が積もって驚きました」
と言いつつも、表情は笑顔いっぱいでした。
話が少し逸れました。雪虫に戻ります。
雪虫は「アブラムシ」の一種で北海道で見られるものは「トドネノオオワタムシ」がほとんどで、別名「雪の妖精」と呼ぶ人たちもいます。
フワフワと飛ぶ様子は確かに「妖精」と呼んでも良いかもしれません。
しかし、道民にとっては、やはり雪を知らせる使者です。
俗説では「雪虫が飛んだら、1週間から10日で雪が降る」と言われています。
この説の真偽をまともに調べた人たちがいます。
それは「株式会社ウエザーニュース」のスタッフ達です。
道内8都市で、雪虫を見てから何日後に雪が降ったかを2007年から2011年までの5年間で調べました。
その結果、8都市の平均は21日だという報告を出しています。
3週間もあるんですね。
でも、平均ですから、翌日に降ったこともあるかもしれないし、1ヶ月後だったりした可能性もあります。
ですが、やはり「雪虫が飛んだら雪が近い」という気持ちになるのは、長い冬を迎える北国の住民の「覚悟」みたいなものかもしれません。
ちなみに「雪虫」という名は、白いふわふわの綿毛を身にまとっていることからきたのと、飛んでいる姿が、雪が降っているように見えるということ、さらには雪を知らせる虫という理由からです。
「雪虫」。
その名からは、長い冬を迎える人たちが、厳しさだけでなく、何となくロマンを感じさせる心の余裕のようなものを感じます。
(参考:北海道ファンマガジン ウイキペディア 札幌管区気象台資料)
コメント
とうとう雪虫が飛びましたか?
そうですよね。朝晩冷え込みますよね。
風邪ひかないよう気を付けてくださいね(#^.^#)
その季節になりましたね。
私は風邪をひかない人間なのですよねえ。風邪で寝込んだなんて、人生で3回だけです。
ほらよく言うでしょう、○○は風邪をひかないと。その類です。
雪虫見ました!
いつもは外で見るんですが、今年は職場の部屋の中でした(^^;
部屋の中で雪虫とは!
きっと雪虫も寒かったのでしょう。雪虫の綿毛で布団を作るというのはいかがでしょうか?