2017年11月10日 サッカー日本代表は、ブラジルと
フレンドリーマッチがあります。
ただ見て楽しむのもいいですが、やはりポイントをいくつか抑えて
見た方が楽しいでしょう。
大きく分けて3つのポイントを見ていると、今後の日本代表の
方向性なども見えてくるのかなと思います。
■1つ目が「守備」
1つ目が「守備」
はっきり言って1対1で勝てる相手ではありません。
どう人数をかけて守るのか?がやはりカギになるでしょう。
ネイマールやジェズス(マンチェスターC)など才能あふれる選手を
1人で抑えるだけのディフェンダーは残念ながら日本にはいませんし、
たぶん世界でもいないでしょう。
では、どう抑えるか?これはハリル監督がずっとやってきた
中盤の選手との連携で常に2人、3人で囲う事が大切です。
日本の武器は、この人数をかけて囲う事ではなく、
それを連携して、そして常にスピーディーに行える事です。
それに関しては、世界で十分に通用するレベルにあるので、
その連携とスピードがブラジルに通用するのか、また通用しない場合は、
その後どう対処するのか、などが見どころになるでしょう。
守備は、1回やられるだけで失点につながってしまいます。
90分間1回もやられないとは思いません。
出来た事、出来ない事、これをしっかり見ていきましょう。
■2つ目が「ボールを奪う位置」です。
2つ目が「ボールを奪う位置」です。
ボールを奪う位置については、先のW杯予選での
オーストラリア戦がとても参考になるでしょう。
オーストラリアでのホームでは、日本はボールを奪うラインを
少し低くしました。
前で奪うというよりディフェンスに近いところまで攻めさして、
そこでボールを奪っていました。
これは大成功でした。
そして、日本のホームで戦ったオーストラリアとの2戦目は、
そのボールを奪うラインを高くしました。
かなり前線からプレッシャーをかけ、ボールを奪うという戦い方に
変えたのです。
その為積極的にボールを奪いに行ったという印象のサッカーに
変りました。
そして、試合中にオーストラリアに流れがある時は、そのラインを
下げじっくり守るという事もしていました。
この流れを読むのをハリル監督の指示だったのか、また選手同士で
その場で判断してやったのかはわかりませんが、
この臨機応変に対処したところも大きな収穫でした。
ブラジル戦では、どこにボールを奪うポイントを置くのか?
たぶんかなり低い位置でボールを奪う事になるでしょう。
それが通用するのか?ここがやはり見どころでしょう。
■3つ目が「選手」です。
3つ目が「選手」です。
攻撃については、奪ったら速くが基本のハリル戦術、
今回は香川や本田、岡崎という選手が招集されていない為に
Jリーグの選手がどこまで通用するのかが、やはり見どころになるでしょう。
特に中盤で攻撃に出る選手が、どれだけやれるのか?がカギになるでしょう。
スピード、当たり、判断、そしてテクニックがどこまで通用して、
今後に期待できるものかどうか?が見どころになります。
守備は、何回攻撃されても1回突破されたらダメだけど、
攻撃は、何回止められても1回突破したらいいので、
是非とも攻撃陣は、何回もトライして、点を取ってもらいたいですね。
■全体を通して・・・
試合全体を通しての見どころは、どういう戦略を使うのか、
そして、どんなメンバーで挑むのか、さらに交代選手がいつ入り、
どう変わるのかを見ていると、90分もあっという間でしょう。
いろんな角度から見て、楽しみましょう。
一昔前、二昔前は、ブラジルと戦う事すら出来ませんでした。
この大事な時期に試合をしてくれる、そういうレベルにまで
日本代表がなったという事だけでも、とてもうれしい事です。
さらにステップアップできるように、ブラジルと対等に戦える
ように成長できる、そんな試合になればいいですよね。
楽しみです。
サッカー日本代表を応援しましょう~!
コメント
どこまで試合を作れるかは楽しみですね。期待して観ます。