薬価改定を毎年実施するってどうよ!医薬品卸の現場の意見はこうだ!

医薬業界に関わったことのある方はご存知の「薬価改定」。

2017年11月17日の日経新聞の情報によると・・・

2021年度から毎年実施へ

2年に1回行われていた薬価改定が

厚労省の抜本改革案では2021年から毎年実施する方向で固まった、と・・・

これに関しては、さまざまな機関から意見があるだろう。

製薬メーカー

医薬品卸

調剤薬局

医療機関

私が従事する医薬品卸から見た私の意見を述べさせてもらう。

薬価改定の作業が大変

薬価改定時の作業を簡単に説明すると

まず厚労省から新しい薬価情報をもらう。

その薬価情報を自社の関連するマスターに登録する。

製薬メーカーから新しい仕切価情報をもらう。

仕切価情報から自社の販売価格を決めて各種マスターに登録する。

薬価告示前には、なるべく在庫を持たないように在庫調整を行う。

医療機関・薬局と価格交渉をする。

大雑把にこんな感じで、細かいところは説明しきれません。

これだけの時間と労力が必要なワケです。

2021年から毎年実施する薬価改定は

品目を絞って行うとの話だが

たとえ品目が減ったところで作業する工程は変わらないだろう・・・

薬価改定の時期が問題

今まで2年に1回行っていた改定は

4月から新薬価へ移行するので、半期決算の3月とだだかぶり。。。

モーレツな忙しさと重なるのです。

決算作業をやりつつ、薬価改定に向けた作業もこなしつつで

実施時期を考えてほしいものだ・・・

医療費の抑制はわかるけど

42兆円の医療費の約2割が薬剤費。

この薬剤費を抑えるために毎年薬価改定をするようです。

患者さんは安く薬を購入できて良いかもしれませんね。

しかし、薬価改定は製薬メーカー、卸、医療機関のそれぞれが大変なのです。

卸で言えば薬価が下がれば販売価格もつられて下がるわけで

売上額が当然下がります。

で、どうするかというと、経費削減をするわけです。

会社は利益を出さないといけませんからね。

でも正直、経費削減なんてやり尽くしています。

最終的には、事業縮小、人員整理、合併に進むかもしれません。

ホントにやるき?

製薬メーカーが消えれば

新しい病気に対する薬の開発ができなくなります。

医薬品卸が消えれば

地方の病院や薬局へ薬を届けることができなくなります。

病院・薬局が消えれば

人命を助けることができなくなります。

国が抑制しようとしていることは医療費は

末端の患者さんをはじめそこに関わる多くの企業や人の

活動も抑止てしまう可能性があるということです。

薬剤費を抑える分、デメリットもあることを理解してほしい。

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