子供の好きを活かす存在論的人間観、効果的なメンタルケア

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先日、子供の好きを活かす子育て講座に行って来ました。

その講座は心理カウンセラーの先生の講座でしたが、とても深い共鳴を感じました。

様々な問題を抱えたお子さんを持つ親御さんがたくさん来ていました。

私には軽度ではありますが、発達障害のある小学生の子供がいます。

そういうお子さんを持つお母さん方もいましたし、

もっと深刻なお子さんを持つお母さん方もいました。

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存在論的人間観と機能論的人間観

存在論的人間観というのは、簡単にいうと、

存在そのものがかけがえのないものという考え方です。

赤ちゃんの時は存在そのもの、居てくれるだけでかけがえがないですよね。

それに対し機能論的人間観というのは、

機能の部分で価値を見るという考え方です。

この考え方は社会全体の考え方かもしれませんね。

大きくなるにつれて、何が出来るのかという視点でその人を見ようとします。

例えば学生ですと、どのくらい勉強が出来るのか、

どのくらいスポーツが出来るのかといった視点で、

その人の価値を見るということです。

大人になると、どのくらい仕事が出来るのか、

パソコンは出来るのか、営業は出来るのかといった感じです。

仕事をする上ではそこが問われるので、

仕方がないところではあるのですが・・・

機能ばかりを求められると、人はストレスを感じ

場合によっては深刻な事にもなりかねません。

存在と機能のギャップをどう埋めていくのか、

そのお手伝いをするのがカウンセラーの役目ということでした。

5つの視点

1.存在

2.信念

3.能力

4.行動

5.環境

先ほどの存在機能で5つの視点を当てはめてみると、

存在というのはその人そのもので、

能力、行動、環境機能の部分に当たります。

人が幸せを感じる時はどういった時でしょうか?

それは自分の存在が認められた時、人は幸せを感じます

存在を認めつつ、機能の部分をどうサポートするのか、

それには少し時間がかかるかもしれませんが、

そこを考え、環境を作るということですね。

講座を受けた感想は?

日々の生活に追われると、機能の部分に目が行きがちですが、

存在を認めるということがいかに大事なことなのか、

改めて考えさせられた講座でした。

あなたが大事、かけがえのない存在だよという思いをのせて接する、

ちゃんと受け止めて聞いてくれる人がいると人は幸せを感じる

そんな事を感じていました。

このことは、子供に対してももちろんそうですが、

人と接する時にとても大事なことだと思いました。

自分にとっても大変勉強になる講座でしたし、

講座を受けて子供に対する接し方が変わりました。

こういう講座に出てみるというのも、

意味のあることですよね。

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コメント

  1. キャップ より:

    では「信念」とはその「存在」を包む人の気持ち、理念ということで良いでしょうか?
    なかなか到達が難しそうですね。

    • SATさん より:

      キャップさん
      コメントありがとうございます!

      そうですね
      「信念」はその人の理念、あり方というところでしょうか。

      そういうとなかなか難しく感じますが、
      一番大事にしているものというと、
      少し分かりやすいかなと思います。