大相撲初場所(来年1月14日初日から28日千秋楽)
横綱稀勢の里が29日、田ノの浦部屋(東京都江戸川区)で今年の稽古納めを行い「いい勉強、いい修行をさせていただいた。
いい1年だったと思う」と、昇進を果たした後で負傷に苦しんだ2017年を総括した。
今年最後の稽古は気合が入っていた。 2日続いて大関の高安と30番。 最近の幕内力士では、多い番数で、左四つでの寄りや体を丸めた突き、押しから26勝4敗と圧倒した、
「体の調子が良くなっている。
稽古をしてくれる相手がいなければ成立しない」と弟弟子に感謝した。ただ一人の日本出身横綱は絶大な人気を誇り、元気な姿を待ちわびるフアンも多い。
「また優勝を目指す。この怪我が良かったねと思えるように、来年もいい年にしたい」と自信が湧いてきた感じがした。
気になる・・・北海道出身力士は、どうだろうか?
北海道出身力士は、現在は、17人。幕内 0人、十両 1人、幕下 3人、三段目 6人、序二段 5人、序の口 2人、
十両は、旭大星(旭川出身)先場所東十両6枚目で9勝6敗と勝ち越した、西十両筆頭で自己最高位を更新。2桁勝利を挙げれば、
道内出身者では26年ぶりとなる新入幕に手が届く好位置に付けた。
幕下は、矢後(芽室町出身)先場所西十両14枚目から東幕下筆頭に転落、一山本(岩内町出身)東幕下26枚目から東21枚目へ上げた。