京都宇治にいる友人宅へ
大学時代の友人M君宅が宇治市にあり彼を訪ねた。
奥様と、7月に結婚するというお嬢様が出迎えてくれた。
この友人とは10年ぶりくらいの再開だ。
奥様とはまだこの娘さんが生まれる前にお会いしたきりだから
30年ぶりくらいだろうか。
夜は4人で飲みながら、私たちの大学時代の話を中心として話が弾む。
お嬢様も父親の若かりし頃のアルバムを興味深そうに目を通し、
話に入ってくれる。
いい関係の家族である。
午前1時頃まで大いに飲み、大いに語り、大いに笑った。
比叡山、平安神宮、醍醐寺へ
翌日は私の車で、比叡山、平安神宮、醍醐寺に行く・・・、
はずだった。
走り始めて10分くらいしたら、バッテリーランプが点灯し、
異常を伝えるメッセージが。
ガソリンを入れるついでにGSで見てもらうことにした。
すると何と言うことであろうか、ダイナモが壊れていて、
充電されていないから、至急取り替える必要があるという診断。
札幌を出発する前に行きつけのGSでエンジンルームを
点検してもらったのだが、少しバッテリーの電圧が下がっている
ということだったが、とりたてて問題になるということではなかった。
ところがそれは結果的に大事を見落としていたことになる。
だが、点検してもらった時はエンジンを切っていたので、
音から異常を発見するのは無理だったということだろう。
しかし、発電されていないのだから放っておくことはできない。
修理することもできるが、それでは今日中にはできないということ
だったので、交換してもらうことにした。
できあがりは午後4時。
実はこのスタンド、ガソリンの供給より整備を主とした
営業をする店舗だった。
そういう意味ではラッキーだったのかもしれない。
普通のGSでは見つけることもできなかっただろう。
結局M君の車で走ることになった。
平安神宮の紅枝垂れ桜
比叡山延暦寺からの眺めも良かったが、
今日のハイライトはやはり平安神宮。
「紅枝垂れ桜」が満開で、大いに満足だった。
人出もすごかった。
入り口に入った途端、見事な紅枝垂れが目に飛び込んで
くるものだから、人の動きがそこですでに停まってしまう。
周囲からは溜め息が聞こえてくる。
回廊から池を挟んで向こう側に見える花も素晴らしい。
時間があれば、ベンチにでも座ってずっと眺めていたかった程だ。
醍醐寺に行ったが・・・
最後に醍醐寺に行ったが、こちらはすでに散り始めていて、
平安神宮の比ではなかった。
それなりに桜のトンネルもあり、私の好きな「桜吹雪」も見られたが、
平安神宮と比較すると色あせて見える。
ここでは「花より団子」でコーヒーを飲む。
人生には、なかなか思い通りに進まないこともある。
車の件では落ち込みもしたが、M君のお陰で幸せな一日であった。彼に感謝!。