小岩井農場の1本桜
小岩井農場、朝ドラ「どんど晴れ」で有名に
友人のFさんが北海道静内町から、異動で盛岡に来ているので、彼を訪ねていったのだが、一緒に市内の桜を追うことになった。
まず小岩井農場。昨日の雨の中の姿より、岩手山をバックに見せる姿は美しい。昨日は見られなかった「渋滞」がここでも始まっていた。
初めての小岩井農場
NHK朝の連続ドラマ「どんど晴れ」で紹介された「一本桜」が人気だとか。農場も広くてどこにその木があるかも詳しくわからないくらいだった。Fさんがいなければ迷っただろう。
牧草地の中にたった1本で立っている。種類は「エドヒガン」8分の咲きであった。そういえば、長生きをする桜のほとんどが「エドヒガン」の種類である。
ソメイヨシノはせいぜい100年と、松前在住の桜の大家が語っていたが、山形に入って、国の天然記念物になっている1200年の巨木はいずれもこの種類であった。
この牧場の中には桜の通りと「七田の弘法桜」というのがあり、いずれも満開だった。桜は青空が一番似合うとは思っているが、雨の中のしっとりとした姿もまたいいものだと感じた。
しかし、多くの人が群がるように柵の外側から撮影をしている姿を見ると、これが長い桜並木なら、こうやって1カ所に集まることはないよな、と改めて眺めていた。
じゃじゃ麺も
ホテルに荷物を置いてから盛岡駅構内の「じゃじゃ麺」の店に入った。
これも、「どんど晴れ」の中でよく出ていた麺である。
麺の上に乗った味噌はそれぞれの店特有の秘伝のようだが、偶然入ったこの店はTVでも紹介
されて人気のようである。
麺を食べ終わった後の器に、卵を割り肉味噌を加え、茹で汁を注いでかき混ぜたスープを「鶏蛋湯(チータンタン)」と言うが、これも結構な味わいであった。もう一度食べてみたいと正直思った程である。
巨大スイカ
もう一つ別の話題を。
盛岡市内を走っていると突然「巨大すいか」が現れた。写真から分かるように、これはガスタンクに色をつけたもの。盛岡ガス(株)滝沢工場のガスタンクとのことであった。
遠くから見えた時は、えっ?と驚いたが、その遊び心に共感を覚える。何だかいいなあ。