滅多に来ない北の味

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30年ぶりに、千葉に住んでいる甥っ子が遊びに来ました。
と言っても、仕事の合間にちょっとだけよってくれたのですが。
 
彼はちゃんとした仕事を持っているのですが、その仕事の関わりで、月に2度ほど北海道に来ています。
 

ハンターとして

 
実は仕事の関係もあるのですが、要請を受けて、野生の鹿(エゾシカ)を「駆除」に来ているのです。
 
もちろん、狩猟免許は持っています。
 
3日前に千歳から車で帯広に行き、翌日は小樽へ。そして札幌からまた小樽へと多忙な日程です。
 
我が家に寄ったのは、鹿肉の塊を持ってきてくれたのです。
 
前日獲ったばかりだから、1週間ほど冷蔵庫で寝かせた方が良い、というので、言葉どおり冷蔵庫で保管していました。
 

美味しい!

 
私が初めて鹿肉を食べたのは40代の頃です。
北見に行く途中にある白滝(しらたき)という所にスキーに行った時です。
 
宿泊した旅館で鹿肉を出してくれたのですが、これがとても美味で、とりこになってしまいしました。
 
帰りに肉屋さんで一塊を買い、家族にお土産にしたのです。
 
妻は気味悪がって食べませんでしたが、二人の子どもはおいしいと喜んでいました。
 
ステーキとすき焼き風にしたのですが、すき焼きの方がおいしいと言っていました。
 
それで30年ぶりにすき焼き風にして食べたのですが、これが美味しい。
 

 
妻はやはり食べませんので、カットから味付けまで私自身で行いました。
 
ついでに、スジの部分はスープにして楽しみました。
牛スジよりは軟らかく旨い食材だと感じます。
 

考えるべきこと

 
エゾシカは個体数が増えすぎて(という表現は人間の勝手な言い分ですが)特に道東方面では国道やJRの線路に飛び出して事故が多いのです。
 
JRの電車でしたら、鹿に負けることはありませんが、乗用車の場合は大破することもあります。
 
それだけではなく、農業被害も大きいのです。そのために駆除されるのです。
 
ただ、駆除された鹿はすべてが食用に加工される訳ではありません。解体や加工施設が少なく、せっかくの「食糧」が無駄になっているところがあります。
 
甥っ子は自分の車を千歳空港の近辺にある有料の駐車場に預けておき、狩猟の時にその車を使うのですが、ウインチもあり、解体用具も積んでいるので、無駄にはしないようにしているそうですが、それでも急な崖の下からではやはり一部だけした持って来られないと言っています。
多分、ヒグマの餌になったりもしていることでしょう。
 
 
もったいない気がしますが、もっと効率よく解体できて、流通されれば優良な食糧になうと感じます。
 
 
資本金があれば私がやってみたいと思うのですが。
 
どなたか、北海道で新しい事業を始めたい方はおいでになりませんか?

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コメント

  1. より:

    鹿肉のすき焼き食べてみたいです(⋈◍>◡<◍)。✧♡
    有効利用されると良いですね

  2. キャップ より:

    おいしいですよ。是非ご賞味を。