8000人の笑顔

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早来小の6年生が収集中 元気伝えたい

町の人口と同じ数の笑顔の写真を集める「8000人の笑顔プロジェクト」に取り組む早来小の6年生
 
2018年8月30日、北海道安平(あびら)町の早来(はやきた)小学校で、6年生を対象とした環境教育プログラム「未来×エネルギー プロジェクト」が実施されました。
早来小学校での開催は今回で5回目、安平町では10回目を数えます。
 (みるみるわかるENERGY より)

笑エネルギー

「未来✖エネルギープロジェクト」とは、じぶんたちの身近にあって、誰も気づいていない未来の「エネルギー」になりそうなものをみんなで探し、そのエネルギーをどう活用するか考え、発表してもらう、という取組です。

発表の中でも多かったのが「お友達や先生の笑顔エネルギー」でした。
笑顔が作る温かい空気や笑い声で、電気を点けたり、学校を動かしたい。「遊力発電」や「笑ネルギー」という素敵な言葉も生まれました。
 (同)
ところが、この発表の1週間後の9月6日に、ご存知のとおり「北海道胆振東部地震」が発生したのです。
 
生徒たちの顔からは笑顔が消えてしまいました。
 
しかしこういう時だからこそ「エネルギー」で自分たちが元気にならなければ、と「未来×エネルギー プロジェクト」で学習したことを行動に移すことは、彼らの自然の流れでした。
 
6年生26人(全校生徒159人)が、町の人口と同じ数の笑顔の写真を集める「8000人の笑顔プロジェクト」に取り組み始めたのです。

11月上旬から、これまで千枚以上を収集しました。12月8日には写真を紹介する集会を学校で開くまでになったのです。

 

集まった千枚の写真

このプロジェクトは「ボランティアや町役場の人たち、支えてくれた人たちに感謝の気持ちを伝え、まちの人を元気にするエネルギーを与えたい」                 と、6年生みんなで考え、具体的な行動に移しました。

総合学習の授業の日や休日に、町役場や高齢者施設を訪問したり、復興イベントに出かけたりして分担して撮影をしました。

町民の人たちには「安平町の好きなところ」、町外の人には「早来小への応援メッセージ」を書いた紙を手に持ってもらって写真におさめました。

同校の子どもは「チーズがおいしい」と書いて笑顔を見せているもの。いつでも応援しているよ」というメッセージと優しい笑顔を見せるボランティアさんたちの写真が撮れました。また友人が送ってくれた写真もあり、千枚以上が集まりました。

町の人たちもこのプロジェクトを暖かく見守り続けてきました。

あなたの笑顔を

参加した生徒の一人は「地震で失ったものも多いけれど、新しいことにもチャレンジできました。ピンチをチャンスに変えたいです」と明るく語ってくれました。

写真はプロジェクトのメール(8000smileproject@gmail.com)で受け付けています。

あなたのとっておきの笑顔を届けてみませんか。

 (参考:みるみるわかるenergy、北海道新聞電子版12/7)

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