無人ホテルの特徴
①1室からでもホテル・旅館営業が可能です。
②フロント設置の義務もありません。
③宿泊日数、年間営業日数の制限もありません。
④但し、トイレ数、窓面積等、細かな基準をクリアーする必要があります。
⑤タブレットを使ってホテルにチェックインします。
⑥端末に予約番号を入力し、パスポートの必要情報をカメラで読み取ります。
⑦本人確認が完了すると部屋の鍵が受け取れます。
⑧フロント業務を無人化することで人件費がおさえられます。
同社では、客室は家族連れで道内観光する外国人客を想定しており、一般的なホテルよりも大人数で泊まれる広さにするとのことです。
宿泊者がホテルのスタッフとやりとりする必要がある場合はスマートフォン(スマホ)を使って電話やメッセージでやりとりできます。
英語での対応が必要な場合にはフィリピンのコールセンターに接続するというシステムです。
1室からでも営業できるという条件が緩和したことで、同社は今後宿泊施設の営業が認められている用途地域にある集合住宅や戸建て住宅を無人の宿泊施設に改装していくことを考えて、現在30カ所以上を候補にしていることも公表しました。
無人ホテルは「UCHI(ウチ)」として開業します。無人ホテル開業は道内初となりますが、人件費がおさえられるので、繁忙期でも宿泊料は1人1泊5千円で、近く旅行予約サイトで受け付けを始めるそうです。繁忙期以外では2千円からということもかんがえています。
(参考:日本経済新聞、岡行政書士事務所、北海道新聞電子版)