ウポポイって何だ?北海道

スポンサーリンク

ウポポイって、北海道白老(しらおい)町ポロト湖畔に、2020年4月24日に開設されるアイヌ民族の博物館と言ってもよい「民族共生象徴空間」の愛称なんです。

学識経験者やアイヌ文化伝承者等から構成する「愛称等選考委員会」において、35件の愛称から3つに絞り、広く一般から募集した結果が次のようになったのです。

語感の良さ、覚えやすさ・親しみやすさの観点から絞られた3点です。確かに一度聞くと耳に残る響きだと感じます。

どれが良いかの投票は、2018年10月26日~11月11日に実施され、全国すべての都道府県から応募があり、決定されました。

第1位 ウポポイ((おおぜいで)歌うこと)4,296票

第2位 ウヌカリ(互いに会うこと)    3,374票

第3位 ウタルニ(人々がいるところ)   2,971票 

                 合計 10,641票

(愛称等選考委員会公表結果より)

ロゴマーク

合わせて、ロゴマークも発表されています。

  • ポロト湖周辺の自然景観(山並みや湖)をイメージ。また、アイヌのものづくりの極みのひとつである、男性が正装時に身につける儀礼用の太刀を下げるための帯(エム)の文様をイメージ。
  • ■メインカラーとして、伝統的なアイヌの服飾に用いられることも多い、紺と赤を採用。
  • ■下の縦線の本数は、アイヌ語で「たくさん」を表わす表現にも用いられる数「6」とし、多くの人々が集うことをイメージ。      

   (同上)

町民団体の呼びかけ

さて、2020年と言えば東京オリンピックの年ですね。この年の4月にオープンというのは明らかに海外からのお客さんにも来ていただこうという意図があるようですね。
 
そういうこともあって、白老町の皆さんは、少しでもPRしようということで、全国に呼び掛けたことがあります。
 
それはアイヌ文様の刺しゅうを集めて、大きなパッチワークを作ろうということでした。
 
町ホームページでアイヌ文様刺しゅうの図案や縫い方を紹介し、好きな布と糸を使った20センチ四方の作品を募集しました。その結果、北海道だけでなく、東京などからも協力があり、183団体・個人から365枚が集まったのです。
 
白老の町民団体に寄せられたアイヌ文様刺しゅう
(白老の町民団体に寄せられたアイヌ文様刺しゅう 海道新聞より)

巨大パッチワーク

町の有志の皆さんは、寄せられたこれらの作品で横7・5メートル、縦1メートルの巨大パッチワークを製作し、町内の公共施設や飲食店に展示してウポポイ開設を盛り上げようと考えています。

関係者は「予想を超える多くの作品が集まりました。いずれ作品展を開催して、白老とウポポイを大いにPRしたいです」と話しています。

これらのパッチワークとウポポイの存在が、国内だけでなく世界の人々を呼び寄せる力になることを期待します。

追記:AKB48の坂口渚沙(なぎさ)さんも応援

 

 (写真は公式ツイッターより)

ウポポイの開設PRアンバサダーに、アイドルグループAKB48のメンバーの坂口渚沙(18)が旭川の出身だということで、就任しています。

彼女は「多くの人にアイヌ文化を知ってもらうお手伝いができれば嬉しいです」と語っています。

いま、彼女はアイヌ民族の伝統楽器ムックリ(口琴)を猛練習しています。

PRイベントで、アイヌ民族の伝承者と一緒に演奏を披露したこともありますが、「ムックリは繊細できれいな音色の楽器だと思います。」とこちらのPRも熱が入っていました。

今はアイヌ民族の少女が活躍する人気漫画「ゴールデンカムイ」のテレビアニメを見るのが仕事終わりの楽しみと語っています。

(参考:北海道新聞電子版、「民族共生象徴空間」愛称等選考委員会事務局HP)

スポンサーリンク
おすすめ336




おすすめ336




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
おすすめ336