大きなアオダイショウなら円山公園の子リスを狙うかも?
4月30日、札幌のサクラもすでに満開となっています。
北海道神宮の下にある円山公園は、桜の下に大勢の人々が集まって、おにぎりを食べたり歌を歌ったりして楽しんでいました。
円山公園から細い道を通って円山動物園へ向かって歩きました。
その途中、ちょっと左に目を向けてみると、なんと小さな川のそばに大きなアオダイショウがいるではありませんか。
最初に見たときは棒切れが落ちているくらいに思っていましたが、突然動き始めたのでびっくりしました。
スマホで写真を撮っていると、七十歳くらいの男性が近づいてきて、「青大将だよ」と教えてくれました。
アオダイショウというのは、 夜行性というわけではなく日中でもかなり動き回るとのことでした。
毒を持っていないので飼育されている方もたくさんおられるようです。
でもやっぱり、あの長くてにょろにょろ感が気持ち悪いですね。
子供の頃、河原で遊んでいたとき、急に右足が重くなったので足元を見てみると、いつの間にかアオダイショウが足首に巻き付いていました。
今でも蛇を見ると思い出します。ほんとに恐ろしかったです。
川のそばにある蛇籠の穴に巣をつくるのが多いと聞きましたが、やはり川のそばにはヘビが多いので、あれ以来川の側に行くときには必ず周囲を見回して、蛇がいないか確かめるのが習慣になりました。
札幌では三角山や藻岩山など家族で少登山をする人が多いのですが、時々リスやテンなどを見かけることがありますが、なかなかこんな大きなアオダイショウを見かけることは少ないです。
このアオダイショウは一体何をしに動き出したのでしょうか?
札幌のアオダイショウも子リスを襲う?
アオダイショウなら札幌に限らず、カエルやサンショウウオ、小さなトカゲなどを餌にしているのでしょうが、円山公園や三角山、円山には、リスもたくさんいます。
生まれたばかりのリスは、木の洞の中に隠れていても蛇は木登りが上手です。
見つかったら食べられてしまいます。
アオダイショウはかなり大きな子リスも飲み込む
アオダイショウも大きくなるとコリス程度の小さな動物を襲います。
でも、実際飲み込んでいる様子を見たことはありません。
たまたま子リスを飲み込んでいる動画がありました。
仁井雄二さんが撮影編集した動画で、その様子が非常によくわかります。
この動画を見たとき、子リスがとても可愛そうでした。
アオダイショウに体を飲み込まれて「キー、キー」と泣いています。
最後に体が全部の見込まれるまで、何度もキーキー泣いていました。
時々コリスの骨が折れるような音まで聞こえるようです。
お母さんリスともう一匹の子リスが木の上で子りすが蛇に食べられていく様子を見ているようです。
でも、とても助けに行けそうもありません。
木の上にいる子リスは、「蛇に睨まれたカエル」というのでしょうか全く身動きできない状態です。
円山公園にはリスがたくさん住んでいますので、それを狙ってアオダイショウがやってくるという状況が想像できますね。
人間の世界にも、蛇のようにじっと様子をうかがって、スキを見せると飛びかかってくる詐欺師や人の革を被ったオオカミがいるという話です。
お互い気をつけましょうね。