かき氷が欲しい
全国的に日照時間の少ない夏ですが、間もなく梅雨も明け、
本格的なジリジリする夏がやってきます。
そんな時には冷たい飲み物や氷菓子が欲しくなります。
製造はあのベル食品
ジンギスカンのたれでおなじみのベル食品(札幌)が石狩市に
ある子会社工場で、1947年の創業時から続ける夏の定番商品、
かき氷シロップの製造を本格化させています。
かき氷シロップの製造は、甘いものが不足していた戦後間もない
時代に、人工甘味料を使ったブドウ風味の「ベル・シロップ」を
開発したのが始まりでした。
当初は水で薄めてジュース代わりに飲まれていましたが、
かき氷シロップとして使われる今も製法は変わっていません。
変わらない味
今年も例年通り3月上旬からイチゴ、メロン、青色で桃の風味が
するブルーハワイを作り始め、今月中旬までに約3万本を道内各地に
出荷する予定です。
手軽に氷菓が買える時代になり、製造量は年々減少していますが、
「会社のルーツと言える伝統の商品なので作り続けますよ」と
関係者は力を込めて語っていました。
伝統の味で、お子さんの笑顔を見てみませんか。
(青い瓶を光に透かし、品質を検査する)
(参考:ベル食品KKHP、北海道新聞)