第4回「全国手をつなぐ育成会連合会」全国大会の感想と決議文
29年9月23日から24日に北海道札幌市にあるロイトン札幌で手をつなぐ育成会の全国大会が開催されました。
一人の親としてすこじだけ参加してまいりましたが、大会の感想と大会決議文にもられた知的障がい者とその親兄弟と支援者の思いを共有できたらと思い、決議文を紹介したいと思います。
全国大会には初めてだったので参加者が大勢だったのとその熱気に圧倒されました。
手をつなぐ育成会は1952年7月19日に知的障がい児を持つ母親3人が提唱し、精神薄弱児育成会(別名 手をつなぐ親の会)が設立されたといいます。
今では全国に組織があり、北海道でも多くの会員を擁して活動しているといいます。
今回の全国大会札幌大会は参加者が4000人と言う大きな大会になりました。
特に知的障がい者の親だけでなくて本人が多数参加していました。
知的障がい者本人の参加者は約600名いうことで、かでる27で本人大会が開催されていました。
この大会は知的障がい者が虐待や差別から解放され、社会の人々に自分たちのことを正しく理解してもらうために要望事項をまとめ、そして、知的障がい者らの熱い思いをアピールとして訴えていくための大変重要な大会となっています
知的障がい者がこの社会の中で安全でかつ安心して生きていくためには、この社会から差別と偏見をなくさなければなりません。しかしその壁はとてつもなく高く頑丈です。
昨年の神奈川県相模原事件に見られる様に、 差別と偏見と虐待はなかなかなくなりません。
驚くべきことには、19名を殺害した差別と憎しみに満ちた言動を社会的に正しいこととして実行した、あの元職員を支持する声が社会の中には少なからずあるという事実なのです
どんなに障がいが重くても彼らには喜びもあり、悲しみもあります。 彼らにとって差別と憎しみに満ちた視線を向けられることはどんなに悲しいことでありましょうか、どんなに悔しいことでありましょうか。
この大会はこのような悲しい事実に目を塞ぐことなく 、社会に向けて必死に声を出しているのだと感じてきました。
また、多くの支援者たちが本当に真剣に知的障がい者の生活と権利を守り、そして安全安心快適な環境を作るために一生懸命討議されている姿に感銘を受けました。
大会の成功を心から喜び育成会がますます発展することを祈念いたします。
決議文
コメント
私に何かお手伝い出来る事ってあるかしら?
私と何も変わらない人です
世の中の偏見な目って私は一言
嫌です!!
手をつなぐ育成会、初めて知りました。
障害があっても、悲しみも喜びも同じようにありますよね。
世の中の意識がより良いものに変わってほしいと思います。
この会がもっと世の中に広まっていくよう祈っています。