落語「千早振る(ちはやふる)」柳家小三治の独特の語りが実におかしい
百人一首をしていた娘から
「千早振る 神代もきかず 竜田川 から紅に 水くぐるとは」
の意味を聞かれて困った男が、横丁の隠居のところへ教えてくれとやってきました。
実は隠居の方も知らないのですが、そんなことはおくびにも出さず、
「おうおう、教えてあげよう。お前、この竜田川を何だと思う?」
から始まる珍妙な解説に男は関係のない話だと思い引き込まれてしまいます。
今回は小三治さんの噺でお楽しみください。相変わらずの口調がくすくす笑えます。
ただ、この噺は最後の(と断るのもおかしなことですが)オチが分からないという人も多いようです。
でもそんなに固く考える必要もありません。作者の迷解釈に感心してしまいます。そのあたりをじっくりとお楽しみください。
(参考:古典落語100席 立川志の輔 PHP研究所編)
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コメント
落語、久し振りに見ましたが、面白いですね(^^)
今度、じっくり見たいと思います。