難読漢字、地名にも使われる美唄「癸巳」とは?

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北海道美唄市の地名

実はこれ北海道は美唄市の中にある地名に使われています。

それは美唄市癸巳町といいます。

北海道以外の人はこの地名はなかなか読みづらい。

美唄市というのは、「美しい歌の町」と言われ、いかにも歌が盛んな街に思える。

しかし実際は炭鉱で大きく栄えた町であります。

この街の中にある街の名前で「癸巳町」という町があります。

読み方は「きしちょう」と読みます。

北海道に住んでいる人は、美唄市を「びばい」とすぐに読めます。

北海道に住んでいない人は美唄市をなかなか「びばい」とは読めないのです。

そこで北海道の難読地名に入っています。

北海道の人は逆に「癸巳町」(きしちょう)というのが、なかなか読みづらいようです。

この「癸巳」という文字は、いわゆる十干十二支のひとつで、「みずのと・み」という訓読がされています。

いわゆる「丙午」(ひのえうま)なんかと同じ仲間の漢字です。

普段から中国の陰陽五行説とか十干十二支に馴染みのない、詳しくない人は、なかなか読めませんよね。

第一に「癸」という文字は、常用漢字には殆ど使わないですからね。

どうしてこんな漢字が地名に使われたのか、私にはわかりません。

美唄市史でも詳しく読めばわかるかもしれませんね。

興味のある人は、美唄市か国会図書館にでも調べてみてはいかがかと。

ま、昭和村とか明治村とかが地名として存在しますので、十干十二支を地名に当てても少しの不思議もありませんよね。

北海道の難読漢字はアイヌ語の当て字

北海道の難読漢字と言えば、普通は「アイヌ語」を当て字した漢字を綴ったものがほとんどですので、それはそれは地元の人でなければわかりません。

その点から言えば、「癸巳町」は、学のある人には比較的わかりやすい地名でしょうね。

北海道人の私も、40年も前になりますが、国道12号線を札幌から旭川に向かって北上していったときに、道路標識というか、地名表示に「癸巳町」とあったのを見つけて、「あれ、これなんと読むのかな~?」なんて興味が湧いたことを覚えています。

ちなみに、癸巳町の場所はここです。

ちなみに、美唄市は地鶏の串鳥とか、そばなんかも有名です。

癸巳町の国道看板から旭川に向かって右に折れ鉄道の踏切を超えて高速道路に近づくとちょっとモダンな建物が目に付きます。

お店の名は「こはれ」、おすすめは「塩そば」です。

なかなか目につかない隠れたグルメが目当ての方は一度行ってみてはいかがでしょうか?

更にもう一つ美唄は北海道米の一大産地で

美味しい北海道米が取れることで知る人ぞ知る名産地です。

是非一度お試しください!

幻の米を知る

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コメント

  1. 足立 頼史 より:

    美唄市の地名癸巳町は明治26年屯田兵が入殖した年を干支で表示し町名としたものです。中国の辛亥革命の年を干支で表したことと同じかと思います。

    • キャップ より:

      足立さん、ありがとうございます。
      私は生まれと育ちが九州なので、いまだに北海道の地名で読めないものがあります。
      歴史的に名付けられたものや、アイヌ語から来たもの等、様々あるのでしょうね。
      入植した年の干支だったのですね。勉強不足で申し訳ありません。
      ありがとうございました。今後も何かお気づきのことがございましたら、
      よろしくご指導ください。

      ありがとうございました。