やるね、広報さっぽろ
札幌市が毎月発行している「広報さっぽろ」
の6月号が市民の関心を高めています。
それは公共マナーについての呼びかけが
「ベルサイユの薔薇」をモチーフにした
漫画で表現されているからです。
マナーが悪いお姫様『マナー・シラントワネット』
の行状に対して、それを教える役の『オシカル』
とのやり取りで構成されています。
㋛はシラントワネット
㋔はオシカルのことばです。
例えば第一話は自転車のマナー
㋔自転車に乗って歩道の真ん中を
走ってはいけませんよ。
㋛ちゃんと歩行者をよけているから
問題ないわ。
㋔その考えは危険です。昨年市内で起こった
自転車が関わる人身事故は859件。
中には自転車同士や歩行者を巻き込む
事故も含まれているんですよ。
㋛そんな・・・。どうやって走ったら
良いのかしら。
という会話の後に
「自転車の正しい乗り方」を
写真やイラストで示しています。
さらに「守ってほしいマナーはほかにも」
として
「自転車から離れるときは駐輪場を利用する」
というマナーと注意事項も解説しています。
このような調子で
第2話「ごみ捨て」
第3話「公共交通」
第4話「エスカレーター」
第5話「携帯電話」
と続いています。
知っているマナーだけに、改めて広報すると、
簡単に読み飛ばされてしまう可能性があります。
これは広報担当の方たちのアイディアです。
お堅い内容もこれなら市民にも
受け入れられているようで、
「攻めの広報」とささやかれています。
これはヒットですね。
コメント
面白い言い表し方で興味持ちますね
インパクトもあるし
常識がを見つめる事が出来ます
型にはまった真面目な言葉はマニュアル的当たり前すぎて心に響きかない事もあるけど
面白くて心に残りますね💕
コメントありがとうございます。
今日の道新にも出ていましたが、「面白い企画だ」というものと、「馬鹿にされている感じがする」などと、賛否両論あるようです。
しかし、反対意見も関心を持っているということの裏返しです。
少し期待して今後を見たいと思います。