今年のさっぽろ雪まつり会場から、
世界に誇る技術が発信されました。
NTTドコモが
『超高精細映像規格「8K」で撮影した3D動画』
を東京への配信実験をしたのです。
大通会場に設置した360度カメラで撮影する動画を
リアルタイムで送信し、特殊なゴーグルで見ると、
東京でも雪まつり会場にいるような体験ができる、
というものです。
(北海道新聞より)
東京スカイツリーにあるドコモの拠点では、
ゴーグルを装着した関係者が、目の前の画面で、
雪まつり会場の様子を立体的に見られることを
確認しました。
頭を上下左右に動かすと見える範囲が変わり、
360度の視界を持つことができ、
「オーッ」という歓声も上がりました。
ゴーグルで見ている映像は、
隣に置いたディスプレーにも表示されるので、
傍にいる人もどんな映像が見られるのか
食い入るように見つめていました。
システム的には、9台の魚眼カメラで撮影した4K映像を
組み合わせて、360度8K映像をリアルタイムに生成します。
そしてヤマハの立体音響技術「ViReal(バイリアル)」
を用いて録音された音声データとともに、
5G通信で配信サーバーへ伝送されるものです。
ドコモによると、今回発表されたシステムは
将来的にはオリンピックをはじめ、
スポーツなどの動きの激しい映像でも、
よりスムーズに視聴できるはずだと発表しています。
実験は、9、10日にも
午前10時から午後8時30分まで行い、
スカイツリーを訪れる一般のお客さんにも、
この高精細な動画を体験してもらうことにしています。
興味のある方は是非近い将来の映像を是非体験してみてください
(参考:北海道新聞、ケータイWatch、cmblog )