社会問題となっている食品ロス
食品ロスは大きな社会問題にもなっています。
一部のNPO法人などが、余った食品を集めて、
配付する活動をしていますが、
それも全体からすると、ごく一部です。
その問題を子どもの頃からしっかり自分のこととして
考えようということで、「食べ残しNOゲーム」
が開発されました。
「食べ残しNOゲーム」
このゲームを開発したのは、受賞者の中では史上最年少の
栗田くん(中学2年生)が、小学校6年生の時に考案した
もので、「キッズデザイン協会長賞」を受賞しました。
自分が食べられる量を知って、食べられる量と予算の中で
注文することで、食べ残しを未然に防ぐことを遊びながら
学べる仕組みになっています。
遊び方のルール
1 「マスター」と「プレイヤー」に分かれ、マスターは
プレイヤーに2万円ずつ配る。
2 プレイヤーはそれぞれの開業資金をマスターに支払う。
3 順番にサイコロを振り、「お客さまカード」を引く。
4 アクションカードで競争相手に対し、食べ残しが起きる
要因になるハプニングを起こしたり、自分のお店に
呼びこみをする。
5 お客さまがどのお店に行くか決まったら、そのお店の人は
「メニューカード」でお店の商品を提供する。
6 売上げをもらい、罰金がある場合は支払う。
食べ残しゼロにすると+3,000円もらえます。
7 この流れを順番に行い、お客さまカードの
山札が全てなくなるとゲーム終了!
8 最終的に、一番多くお金を持っている人の勝利!
食べ残しになる要因を「アクションカード」いすることで、
実際に起こりうる要因も学べます。
キッズデザインとは、
次世代を担う子どもたちの健やかな成長発達
につながる社会環境の創出のために、
デザインのチカラを役立てようとする考え方で
あり、活動です。
「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」
「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」
「子どもたちを産み育てやすいデザイン」。
この3つのデザインミッションのもと、
成り立っています。
(キッズデザイン協会HPより)