北海道|水揚げ日本一の〇〇 

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漁船から次々と水揚げされるホッキ貝=1日午前7時20分、苫小牧漁港(後藤真撮影)
水揚げされるホッキ貝、苫小牧漁港(後藤真氏撮影)

ゴロゴロ水揚げ

苫小牧沖の夏のホッキ漁が7月1日、解禁になりました。
 
水揚げ量日本一を誇る苫小牧市の苫小牧漁港では前年初日より
 
100kg多い7・3トンが水揚げされ、まずまずの出足となり、
 
関係者をホッとさせています。
 

この日、苫小牧漁協所属の20隻が午前4時に操業を開始しました。

水深5メートル前後の漁場で、砂に潜るホッキをホースを使った

高圧水流で掘り起こし、網に取り込む「噴流式」という漁法で

出荷基準の9センチ以上の貝を次々と捕ります。

苫小牧市公設地方卸売市場での競りでは、1キロ当たり最高

1300円の値が付き、前年より66円高い評価を受けました。

同漁協夏ホッキ部会では

「資源量は豊富なので、今後も期待できます。苫小牧は胆振

 東部地震で被害が大きかったのですが、浜から明るい話題を

 届けたいです」

と語っていました。

苫小牧沖では漁期が夏冬に分かれ、冬の漁を終えた後の5~6月は

産卵期のため禁漁となっています。

夏の漁期は11月末でおわります。

貝の開き方と刺身の作り方

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   写真

海水を吸い込む水管の位置に隙間があるので、そこから

貝むき(無ければ洋食ナイフ)を差し込む。

   写真

隙間から少し蝶番よりにある貝柱を上下2か所切り離す。

反対側の同じ位置の貝柱も同じように切り離す。

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貝ひも部分を裏返すようにして、身から貝ひも・

貝柱部分を手で引き剥がす。

   写真

水管の先、黒い部分を包丁で切り取る。

貝ひものふちの黒い部分を手で取り去る。

 
5 
   写真
身の厚い側から包丁で半分に切り開く。
 
   写真
身の内側の茶色い内臓部分を、貝むきを使って
こそぎ取る。
 
   写真
身、貝ひも、貝柱を冷水でしめてヌメリを落とし、
水気をふき取り切り分けたら、お刺身の完成。
 
   写真
沸騰したお湯に20~30秒ほど入れて、再度すぐに
冷水でしめてから切り分ければ、湯引きの完成。

より美味しく食べるために

ヌメリが臭みの原因となるので、冷水でしめる際にヌメリを

良く洗い流すこと。

臭いが気になる場合には、冷水でしめる前に塩もみし、

水洗いしてもよい。

洗った貝殻に盛り付ければ、雰囲気も良いですよ。

新鮮なホッキ貝を手に入れて、是非挑戦してみてください。

付記

苫小牧産ホッキ貝は、特許庁の地域団体商標でブランド承認を

受けており、「市の貝」と認定され、まちを上げてPRしています。

苫小牧漁協では9cm以上のものしか獲らないことにしており、

そこまで育つには5~6年もかかりますが、肉の厚さと旨みに

こだわり続けています。

(参考:クックパッド、北海道新聞、苫小牧漁業組合HP)

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