グラチャンバレーとは
女子バレーの世界大会のこと、そして日本女子バレーは世界ランク6位だと言う。では、そのランキングの決め方と現在の世界ランクはどのようになっているのか紹介します。
さて、その前に
東京体育館で行われているバレーボール・ワールドグランドチャンピオンズ杯女子大会は、
9月6日大会2日目、日本女子はロシアと接戦の末26-28で破れました。
昨日9月5日は韓国にストレート勝ちし、女優の綾瀬はるかも応援に来ていて大いに盛り上がりました。
その勢いでロシア戦に臨みましたが残念な結果に終わりました。
グラチャンバレー
ワールドグランドチャンピオンズ杯女子大会のことをグラチャンバレーと言います。
グラチャンバレーは、各大陸王者など6チームが総当たりで争う4年に1度の国際大会です。
日本チームは世界ランク6位です。
昨日の対戦チーム韓国は、同10位。
本日の相手ロシアは、日本よりも格上同5位です。
世界ランクの決め方
バレーボールの世界ランキングがどのように決められるのかについては、FIVB(Internationale de Volleyball)国際バレーボール連盟が発表しています。
今回のグラチャンバレーに出ている日本チームはシニアワールドランキングという分類に入るそうです。
ランキングはポイント制になっていて、「オリンピック」、「ワールドカップ」、「世界選手権」、「ワールドグランプリ」、の4大会の成績を対象にしています。
世界ランキング20位まで
1 中国
2 アメリカ
3 セルビア
4 ブラジル
5 ロシア
6 日本
7 イタリア
8 オランダ
9 ドミニカ
10 韓国
11 アルゼンチン
12 トルコ
13 ドイツ
13 プエルトリコ
15 ベルギー
16 タイ
17 ブルガリア
18 カメルーン
19 クロアチア
19 カナダ
グラチャンバレー、大会2日目ロシアとの対戦
1-3(25-22、18-25、22-25、26-28)で敗れ、通算1勝1敗になってしまいました。
第1セット
日本は途中まで9-6とリードを奪うが、ロシアがゴンチャロワ(28)とコシェレワ(28)のスパイクで10-10と同点に追いつかれる。終盤に鍋谷友理枝(23)や石井優希(26)の活躍で25-22と第1セットを先取。
第2セット
日本はレシーブの乱れで6連続得点を許し、5-12とリードされる。
その後富永のサービスエースなどで10-15と反撃。しかし、結果は18-25で敗戦。
第3セット
中終盤は一進一退の攻防となったが、日本はスパイクがロシアのブロックに捕まり3連続失点となる。
22-25で第3セット敗戦。
第4セット
中盤、日本は冨永のサーブから3連続得点を奪い、18-15とリード。しかし、終盤、ジュースにもつれ込んだ。スパイクが連続してブロックに捕まり、日本が26-28で敗戦。
セットカウント1-3でロシアに敗れた。
日本は、8日に名古屋で世界ランク4位のブラジルと対戦する。
9/6(水) 21:34配信(サンスポ)
バレーボール・ワールドグランドチャンピオンズ杯女子大会第2日(6日、東京体育館)中田久美監督(52)率いる世界ランク6位の日本は、同5位のロシアと対戦し、1-3(25-22、18-25、22-25、26-28)で敗れ、通算1勝1敗となった。競り勝ったロシアも1勝1敗。
前日に同10位の韓国を破り白星発進を決め、開幕2連勝を狙った日本は、主将の岩坂名奈(27)=久光製薬=や石井優希(26)=久光製薬、セッターの冨永こよみ(28)=上尾メディックス=らがスタメンに名を連ね、エースの野本梨佳(25)=久光製薬=はベンチスタートとなった。
第1セット、日本は石井にボールを集め得点を重ねると、高さに勝るロシアはゴンチャロワ(28)とコシェレワ(28)がスパイクを決め抵抗。中盤、日本は新鍋理沙(27)=久光製薬=のサーブで相手を揺さぶり9-6とリードを奪うが、ロシアがゴンチャロワの強烈なスパイクなどで10-10と同点に追い付き、ここから拮抗した展開が続いた。終盤、日本は鍋谷友理枝(23)=デンソー=が活躍。相手のミスにも助けられ前に出た日本は、石井がスパイクを決め25-22とし、第1セットを先取した。
第2セット、日本は拾ってつなぐバレーを見せるが、ロシアが要所でスパイクを決めると、日本はサーブレシーブの乱れから6連続得点を許し、5-12とリードされた。ここで、中田監督はセッターを冨永から佐藤美弥(27)=日立=に代えるが、ゴンチャロワとコシェレワというロシアの強力な攻撃陣は止められず。しかし、コートに戻った冨永は、自らの3連続サービスエースで10-15と反撃。それでも日本は、高さを武器とし着実に得点するロシアの前に点差を詰めることができず、18-25で第2セットを落とした。
第3セット、日本は序盤に新鍋が2連続得点を決めるが、ロシアの高い壁に攻撃陣が苦しみだし6-8とリードされた。しかし、日本は荒木絵里香(33)=トヨタ車体=の速攻からリズムを作ると、石井のスパイクなどで3連続得点を奪い反撃。島村春世(25)=NEC=も2連続得点を奪い、中終盤は一進一退の攻防となったが、日本はスパイクがロシアのブロックに捕まり3連続失点。これが響き、22-25で第3セットを落とし、後がなくなった。
第4セット、日本は前日の韓国戦で活躍した野本が始めからコートに立った。ロシアはゴンチャロワが強烈なスパイクを決めるが、日本も荒木のサービスエース、野本のスパイクで必死に食らいつく。すると中盤、日本は冨永のサーブから3連続得点を奪い、18-15とリード。しかし、終盤、ロシアも3連続得点で反撃。ジュースにもつれ込み、手に汗握る展開となったが、新鍋のスパイクが連続してブロックに捕まり、日本が26-28でこのセットを落とし、セットカウント1-3でロシアに敗れた。
日本は、7日の移動日を挟んで8日に日本ガイシホール(名古屋)で世界ランク4位のブラジル(1勝1敗)と対戦する。
参考動画 (中田久美 アスリートの魂 中田ジャパン編)