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花粉症に即効の治療薬とは?
花粉症に速攻の治療薬があれば、
花粉の飛散が多い時期にも目薬を
指したりマスクでガードしたり、
こんなに悩まなくてもいいのにと、
思ったことはありませんか。
この記事では、そんな悩みのある方に
治療法とか治療薬について気になっている
ことを紹介したいと思います。
「シダトレンの舌下免疫療法」の効果は?
舌下免疫療法ですが、花粉症などのアレルギー症状を抑えるための
アレルゲン免疫療法の一つで、アレルゲンである花粉のエキス(シダトレン)を
舌の下に投与して少しずつ体内に吸収させ身体を花粉になれさせていく
という療法だと聞いています。
特にシダトレンという薬は、スギ花粉症に対応するお薬だということです。
お医者さんのお話ですとかなり個人差があって、完治するまでには
なかなか時間がかかるということです。
ただ、この療法を続けることによって年ごとに症状が軽くなってきている
という患者さんの声も聞かれます。
国民の25%がスギ花粉症であるという統計もあるくらい、
杉の花粉が飛来する時期は脅威となっていますが、
このシダトレン舌下療法は皮下注射とともに、有効な治療法であると
言われています。
スギ花粉症の疑いのある方は、まず、病院へ行ってアレルギー検査をしてもらい
適切な治療方針のもとに、シダトレン舌下療法を試されてみることが
良いかもしれませんね。
花粉症治療薬のタリオンは眠気が出ない?
花粉症の治療薬にタリオン錠の
ほかにも、人気があるアレグラ、
アレグラFX、ザイザル、ジルテック
などがありますが、他の薬と
比較して眠気の出にくい薬という
ことでタリオンが病院から処方される
ことがあります。
タリオンを飲んだ人の話では、飲んだ最初の1日~2日位は、
やはり体の怠さを感じるそうです。
また、体のダルさのせいでしょうか、味覚と皮膚感覚が少し鈍くなるといいます。
個人差はあるということですが、眠気が出ることがあるとされていますので、
車の運転時には注意されたほうがよろしいかと思います。
なお、「タリオン」は、2017年9月27日に要指導医薬品の市販薬として
厚生労働省から指定されましたので、薬剤師がいる薬局などで近いうちに
市販されるでしょう。
花粉症治療で漢方系の薬は?
花粉症の症状の強さや、
個人差によって病院から
処方される薬が、ほとんど効果が
ないと言われる方もおられるようです。
抗アレルギー薬に効果を感じない
人は、漢方系(東洋医学系)の薬
や治療法(施術)は効果があるのか
を気にされていると聞きました。
漢方の一般薬としてドラッグショップや薬局においてありますが、
小青竜湯という漢方薬があります。
一般に漢方薬は効き目が薄いと言われるので、長い期間に渡って飲み続けていくのが
普通ですが、早めに効果を得たい場合には、ノイロトロピン注射と併用すると
薬がよく効くと言われています。
また、ビーポーレン(花粉荷)が花粉症によく効くと言われて、
健康食品の成分にもなっています。
花粉荷とは、ミツバチが集めた花粉を蜜で固めたものです。
女王蜂が食べるローヤルゼリーの原料になっています。
なお、漢方系の鍼灸術に井穴刺絡(せいけつしらく)治療と言うものがあるらしく、
かなり人気があるそうです。
鍼を使うので血が出たり痛かったりするということで、最近はビソマという血の出ない
鍼を用いた施術が好評を得ていて、自宅でも出来るということです。
花粉症の薬と頭痛薬の併用は大丈夫?
花粉症の薬を常時飲んでおられる方が、風邪薬や頭痛薬を飲んでも
良いものでしょうか?
こんな疑問は、花粉症でなくても、薬の飲み合わせとして何らかの副作用が
あるかどうかがとても気になりますよね。
そんな場合は自己判断は禁物です。
薬は、水やぬるま湯以外のお茶やジュースで飲んでも、薬の力が弱まったり、
場合によっては、化学変化を起こす危険性もあります。
飲み合わせが大丈夫かどうかは、専門の薬剤師かお医者さんに聞くことが一番です。
花粉症の治療薬を飲むと喉が乾くのは副作用?
花粉症の事前治療薬
花粉症のお薬は、花粉症が激しくなる季節の数か月前から飲み始めるのが
普通ですが、中には喉が乾くという副作用かもしれない症状が出ると
訴える人もいらっしゃるようです。
しかし、これは薬の副作用なのかどうかはわかりません。
が、花粉症以外の薬を飲んでなくて花粉症の薬を飲み始めると
「喉が渇く」というのなら、副作用の可能性はあります。
そのような症状が出たときは、薬を処方していただいたお医者様に相談するのが
一番良いと思います。
花粉症の薬は、1種類だけではありませんので別の薬に取り替えてもらえると思います。
市販薬と処方薬(病院の薬)とどっちお得なの?
市販薬は仕事が忙しかったりしてなかなか病院に行けない人にとって、
非常に手頃で便利です。
しかし、効き目とか効果という点から見れば、自分の症状にあっている薬か
どうかには自己判断と薬剤師のアドバイスの範囲内であり、効き目はゆるい物が
多いと思われます。
これに対してお医者様が処方する病院の薬は、患者さんの血液検査の結果とかに
基づいて、ピンポイントで症状にあったものを出してもらえますから、
効き目の点では申し分ないのではないでしょうか。。
したがってできれば値段にかかわらず病院からのお薬を出していただいたほうが
良いと思います。
また、値段についてはジェネリック薬を処方してくださいと頼むことも出来ます。
ただ、病院への交通費、時間とかを考慮すると、やはり市販薬が圧倒的に安上がり
だとは思いますが、それも症状によりますよね。最終的に市販薬で治らなければ
結局は病院に行くことになるのでしたら、最初から病院に行こうという考えも
よろしいのではと思います。
生活習慣を変える事も大事!
もうひとつ花粉症でしっかりと
考えてみなければならないことは、
個人によって症状の出る人いれば
症状が出ない人もいます。
また、子供のときは花粉症に
悩まされていたけれど、40代になったら
突然治ってしまった、とか、あるいは
その反対に40代から花粉症に悩まされるようになった人もいます。
花粉症は季節性アレルギー性鼻炎と言って、
アレルギー反応により症状が出る病気です。
アレルギーは自分の体の中の免疫性や抵抗性のバランスの狂いから生じるとも
言われますので、日常の生活習慣と深い関連があるとも言えます。
すなわち、日常生活習慣を変えてみることによって、花粉症にかからない体づくりが
出来るかもしれないのです。
花粉症にならないようにする一般的な注意事項としては、
1 花粉を吸い込む量を少なくするためマスクやメガネをかける。
2 衣服についた花粉を家に入る前にきれいに払い落として、
家の中に花粉を入れないようにする。
3 家にいるときは窓を締めて窓からの花粉侵入を防ぐ。
4 食べ過ぎや飲み過ぎに気をつけ、タバコにも気をつけて、健康な状態を維持する。
5 趣味や運動をするようにしてストレスを解消し、自律神経の安定を維持する。
以上のことが大事です。
まとめ
花粉症の即効薬は、シダトレン,舌下免疫療法,タリオン,アレグラなどたくさんあります。
また、漢方から処方される薬や治療法もあります。
しかし、花粉症には個人差があり、一般的な市販薬で自己判断で治療することは、
リスクが有り可能な限りお医者さんの処方する薬を服用し処置を受けたり
相談することが重要です。