このところ、新聞・テレビで報道されているものですが、
アトピー性皮膚炎などの治療に遣われるHirudoid Soft Ointment(ヒルドイド ソフト軟膏)が保湿効果があるというので、保湿クリームとして使われているというものです。
実は私もこの軟膏を使っています。と言っても美容のためにということではありません。手が荒れるのです。水分が無くなって地割れを起こすみたいに皮膚が剥がれ、時には痛みをもたらすのです。
皮膚科に行きました。「手湿疹」という診断ではありませんでしたが、上記の軟膏を処方されたのです。
私の場合、主に指先に出る症状です。親戚の人がいうには「歳を取ると出て来る症状だ」そうです。
皮膚に水分がなくなって、「砂漠化現象」が起こるみたいです。
これを塗ると確かに保湿効果があるように思えます。
そのために一部のネットでは「美肌になれる」ということが紹介されているようです。
ただ、医師の処方が必要ですから、何らかの症状が無いと出してはもらえないと思うのですが、北海道新聞の報ずるところでは『皮膚科でヒルドイドが欲しいと頼んだところ、医師は症状を尋ねることもなく、なんこうを5本分の処方箋を出してくれた』(川崎市。主婦)とあります。
もちろん、危険な薬ではありません。ですが、このために保険適用の結果、年間93億円の公的保険が適用されているのです。
大阪市の病院には、宣伝もしないのに20~40代の女性が月に10人ほど受診に来て、「ローション5本とクリーム3箱」という処方量まで指定するという。
札幌市の美容形成外科の院長が10年ほど前に「手肌の乾燥にヒルドイドのローションが効果あり」というブログを書いたというのが発端らしい。
3万円の高級乳液より効果がある」という言葉がネットで拡散されているとのこと。
「手先がひび割れて出血して困っている人のために勧めるために書いた」と先の院長は述べている。
人により肌に合わない場合もあるから、闇雲に使うことは問題もあるし、何より保険が適用されているという事実は放おってはおけない現象であると言えます。
因みに、足や手のひび割れには、私は瞬間接着剤を使ってくっつけます。これは効果があります。もう30年も前から使っていますが、今では病院でも接着剤を使っているという話を聞いています。
(参考:北海道新聞 10月30日朝刊)
コメント
こんにちは~。
私も使っています。皮膚科で処方された塗薬です♪
私の場合は、手湿疹です。凄くききますよね(^^)v
ほう、やはり使っている方もおいでなのですね。
効くとはいえ、顔に塗ったりはしませんよね。
塗っている人いるんだろうか?
私は皮膚科で処方されて
顔に塗っていましたよ。