ここにもあるモグモグタイム
平昌オリンピックからもう3か月、
あの頃の興奮がようやく冷めてきて、
今はすでに2020年の東京オリンピックに
目が向いている状態です。
とは言っても、カーリング競技の
中継はまだ6月にもありますが。
平昌オリンピックでは女子の
カーリングがすごく印象に残っています。
モグモグタイムや「そだね~」のことば。
そして銅メダルを獲得した時の感動は
今でも鮮明に思い出されます。
今日はそのカーリングでも
車いすカーリングをご紹介します。
車いすカーリング(wheelchair curling)は
チェアカーリングとも呼ばれます。
1990年代にヨーロッパで生まれた
障がい者のスポーツで、2006年の
トリノオリンピックから正式に
パラリンピックの正式種目になっています。
世界カーリング連盟では2002年から
世界車いすカーリング選手権が始まり、
日本では2004年から日本車いすカーリング
選手権の開催が始まりました。
車いすカーリングは一般のカーリングに
準じていますが、次の点が異なります。
1 静止した車いすから「投球」する。
2 投球は専用のデリバリースティック
(キュー)が使える(ストーンの取っ手
に合うように作られ、回転もかけられます)
3 ブラシによるスウィーピングはしない。
4 1チームの構成は男女4人の混合である。
5 1試合は8エンドで行う。
という内容です。
話はガラリと変わりますが、
北海道教育委員会では
「インクルーシブ教育システム」
という教育実践を取り入れています。
これは障がいを持った生徒と、
健常の生徒がともに通常学級で
学校生活を過ごし、共生社会の実現に
つなげていこうというねらいを持った実践です。
その実践の一つが「車いすカーリング」。
一緒に氷上で楽しんで交流し共同学習を
しようというものです。
他には車いすバスケットやブラインド
サッカーなどもあります。
では車いすカーリングがどのように行われるか、
動画をご覧ください。
(参考:一般社団法人車いすカーリング協会ホームページ、
北海道教育委員会ホームページ)