海のない栃木で
温泉でトラフグ
海のない栃木県山間部で海水の代わりとなる温泉水
で、トラフグの養殖に成功しています。
どうぢて温泉でフグの養殖ができる訳?
と当然思いますよね。
それは温泉水が塩分を含んでいるからです。
でも、当然海水とは違いますから、そのままでは
フグが死んでしまうのでは?とこれまた疑問に
感じますよね。
秘密は低塩分水
温泉水は「低塩分環境水」と言って、海水より
低い塩分なのです。
海水だとフグの体内から多めに採った塩分を
外に排出するエネルギーが必要になります。
ところが低塩分の水の中ではその排出する
エネルギーが不要なので、フグはそのエネルギー
を成長させるエネルギーに使えることになります。
さらに、天然のフグは冬場成長が停滞しますが、
温泉の温度で一年中成長します。
だから1年で出荷できるフグに育つのです。
ところが、そのままではフグの体内が水っぽく
なって味が落ちてしまいました。
そこで、出荷する前に一定期間、海水と同じ
濃度の水の中に入れてやると、天然のフグと
遜色ないものになると言う訳です。
製品の紹介
海なし栃木県の新名物、温泉で大切に育てた
「元祖温泉とらふぐ」のこだわりてっさ・
てっちりセットです。
地元温泉を使用して育てた自慢の温泉とらふぐを
職人が透き通るような薄造りにし、地元小砂焼の
てっさ皿に盛り付けて見た目も美しい、ふぐ刺し
(てっさ)にしました。
職人特製のもみじおろしを添えて、ポン酢で
食します。また、てっちり用切り身は、豆腐、
白菜、長ネギなどお好みの野菜とともにお鍋にして、
野菜の甘みとふぐの旨みをご堪能ください。
お鍋のしめは、ふぐと野菜のだしがたっぷり出た
ところで、ご飯と卵を加えて雑炊にし、至福の時を
お楽しみください。
4人前のMコースにはひれ酒用のひれもおつけします。
てっちり、ひれ酒の作り方レシピも同封いたしますので、
初めての方も美味しくお召し上がり頂けます。
どうぞ、温泉とらふぐの味を ご堪能ください。