π=3.14・・・
については何年か前、小学校算数では「π=3とする」と発表されたので、多くの人から文部科学省が非難を受けたということがありました。
しかし、「3にする」というのは誤解で、「おおよその値を計算する時は3で行う」ということだったのです。つまり、暗算でおおよその数値を出す時には「3」で計算すれば良いのですよ、というのが真意でした。
その時ももちろん詳しく調べる時は「3.14」で計算しますよ、ということは公言されていたのですが、「3」だけが取り上げられた結果大騒ぎになりました。
ところで日本には昔から「語呂合わせ」というものがあり、電話番号や歴史上の出来事の西暦を覚えたりするのに使われます。
πにもその語呂合わせで覚える方法がありまして、昔からいろいろありますが、ここで1つだけご紹介します。
π=0.314159265358979323846264338327950288419716939937510・・・
ではその語呂合わせでの覚え方です。
3.14159265 358979 3238 462643 383279
産医師異国に向かい 産後薬(やく)無く 産に産婆 四郎次郎死産 産婆産に泣く
502884197 1693 9937510
ご礼には早よ行くな ひろ子さん ここ皆後藤
これで少数第51桁までです。
それを覚えて、それがどうなんだ、というツッコミが入りそうですが、ただ少数第51桁まで正確に書けるよ、というだけの話です。
こどもさんやお孫さんに教えてあげても面白いでしょう。
日本語は「語呂合わせ」があり大変便利ですが、では英語の場合はどうでしょうか。
Do you know π?(あなたはπを知っていますか)
Yes,I know a nubber. (はい、知っていますよ)
この回答文の単語を構成しているスペルの数を見ると
3,1426
になっています。
この数が π の数値です。しかもご丁寧に小数点まで入っています。
こうやって覚えているそうです。
実はこの方法で長い文を作っているものもありますが、ここでは割愛します。ドイツ語でも同じような方法を使っていますから、他の言語にも同様のものがあると考えられます。
コメント
こんばんは
なるほどですね〜〜
この年齢になると
すっかり忘れてました
語呂合せか、、、、
面白いお話ありがとうです
また聞かせて下さいね(*^_^*)
英語でも、そういう部分があるんですね。
とても面白い検証です。
数字には面白い話がたくさんありますね。