JR北海道がJR東日本・東急電鉄との提携で、
北海道内の観光列車として「THE ROYAL EXPRESS」
(ザ・ロイヤルエクスプレス)の運行を
計画していることが発表されました。
できれば2020年の東京五輪・パラリンピック前
からの運行を目指すというものです。
富裕なシニア層外国人観光客にも焦点をあてているようですが、
JR北海道は秘かに経営改善につなげたい意向のようです。
大手私鉄の観光列車がJRの路線を走るのは
極めて異例のことですが、
JR北海道は深刻な経営難をかかえていますので、
東急からの線路使用料や、乗客がJR系列のホテルを
利用することで収益拡大を図りたいようです。
この件はJR北海道が公式発表をしたものではないのですが、
NHKが1月24日の放送で次のように伝えました。
JR北海道としては、東急から線路の使用料などを得られるほか、各地で人気が高まっている観光列車の運行ノウハウを吸収して関連の事業を強化するねらいがあります。
また、東急も北海道の自然を生かした観光ツアーで集客を図りたい考えです。豪華観光列車をめぐっては、JR九州の「ななつ星」などが人気を集め、鉄道各社が集客の重要な戦略として相次いで導入しています。
国土交通省によりますと、JRの路線で私鉄が観光列車を運行するのは異例だということで、北海道と本州というエリアを大きく超えた提携がJR北海道の経営改善につながるか、注目されます。
ところが「ザ・ロイヤルエクスプレス」は直流で走る電車です。
交流電化だけの北海道でどう運行するのでしょうか?
機関車で牽引するより方法は無いようですが、
JR北海道が持っている機関車はDE10形と
除雪用のDE15形だけなのですよね。
さあ、どうするのでしょうか。
DE10型
(参考:毎日新聞電子版、北海道新聞電子版、タビリス、ウイキペディア、NHKニュース)
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